炭酸ガスを使った楽な大腸内視鏡検査
口からの内視鏡検査が苦手な方に、お勧めします。
大腸がんは早期に発見できれば、内視鏡でも治療できます。
肺炎球菌予防接種には種類があります。
大腸がん検診について、便潜血で1回でも陽性になったら、なるべく早く精密検査を受けましょう。
炭酸ガスを用いた楽な大腸内視鏡検査
炭酸ガスを用いた楽な大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査とは、大腸の中に内視鏡を挿入し、がんやポリープ等がないか調べ、必要であれば組織検査や治療まで行う、いわば検査と治療を兼ねた内視鏡的な処置と言えます。当院では炭酸ガスを使い、検査による苦痛を少なくする方法をとっています。
検査の前には医師より説明がありますが、充分理解された上で、同意書に御署名いただきます。何かご不明な点があれば何でもご相談下さい。
〈検査のすすめ方〉
前日はなるべく繊維の多い食品は避けてください(海草、きのこ類、野菜等)。また夕食は21時までに済ませてください。ただしその後も水分は摂取してもかまいません。夜寝る前に下剤を2錠服用していただきます。
当日は朝昼食はとらないで下さい。水分は可です。また患者様の状態、御希望により、前処置を自宅で行う方法と、来院してから行う方法の2種類あります。ニフレックという薬を水2Lに溶かして、1時間で1Lくらいのペースで飲んで頂きます。最初はお腹が痛くならないか観察しながらゆっくりと飲んでください。服用後4時間程で、便が透明になり、検査が可能な状態になります。検査前には少し眠くなる注射をしてから検査を行います。検査中は血液中の酸素濃度や、脈拍をモニターしながら行います。
〈検査後〉
検査後は回復室で1〜2時間休んでいただきます。目がさめたら内視鏡写真を見ながら結果を説明致します。帰りは車、バイク、自転車等の運転は出来ませんので御注意下さい。
ポリ−プの切除を行った方は、1週間程度は激しい運動や、多量の飲酒などは避けてください。また入浴は湯舟につかるのは当日は避けてください。シャワーは可です。
下血(肛門からの出血)や同じ部位に持続する腹痛があった場合には、直ちに当院に御連絡ください。
〈費用について〉保険診療ですので全国1率です。

  それぞれ1割負担 2割負担 3割負担の場合です。 
大腸内視鏡(観察のみ) \2,500 \5,000 \7,500 
大腸内視鏡ポリープ手術(1ヶ所) \7,000 \14,000 \22,000 
2ヶ所 \8,000 \16,000 \24,000 
3ヶ所以上 \9,000 \18,000 \27,000 
その他検査中に使用した薬などによって多少違いがあります。

症例、早期大腸がん、色素散布像

側方へ発育する腫瘍の色素散布像です。大きさ約2×3cm程。
内視鏡的治療直後

内視鏡的切除直後の写真です。このように検査当日の日帰り手術が可能です。特に出血、穿孔などの合併症はありませんでした。病理検査は粘膜の浅い層に限局する早期がんでした。内視鏡的な手術の場合、翌日からいつもと変わらない生活に戻る事が可能です。一方外科的な治療の場合には数週間の入院期間が必要となります。
検査1年後

約1年後の経過観察の際の内視鏡写真です。治療後の粘膜の集中した跡を認めます。再発はありませんでした。このように内視鏡的治療が行えるのは早期がんの内でも浅い層に限局する病変です。早期発見が重要です。